高齢者こそ記憶術が必要

高齢者こそ記憶術が必要

高齢者ともなれば、若い人達と違って物忘れが増えても仕事に支障をきたすわけじゃないしと思われがちですが、それは間違いです。

確かに仕事をしていないのであれば、仕事でのミスなんてないでしょう。

けれど家族に迷惑をかけるのはどうですか?

大切な家族であれば迷惑なんてかけたくないですよね?

高齢者こそ、認知症という恐ろしい病気が身近にいるのですから、記憶術を身につけるべきです。

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認知症の恐怖

まだ認知症を甘く考えている方が多くいらっしゃるようです。

ただの物忘れなんかの延長戦ではありません。

もっとちゃんとした認知症の知識をつけておけば、きっと予防したくなるはずです。

認知症とは?

認知症は高齢に伴い発症のしやすい病気です。

脳の細胞が死んでしまったり、脳の働きが悪くなることで記憶や判断力に障害が起きます。

65歳以上の7人に1人がかかっている病気と言われており、高齢者からするととても身近な病気ですね。

認知症の割合は年々増えてきています。

これから先、もっと若くして認知症になる可能性だって十分に考えられます。

認知症と物忘れは別物?

実は認知症と加齢による物忘れは別物のようです。

物忘れの場合は体験した一部を忘れてしまいますが、認知症の場合は体験したこと自体を覚えていません。

しかも物忘れの場合、物忘れした自覚があって思い出そうとしますが、認知症の場合は覚えていないという自覚すらありません。

そのせいで人のせいにすることが多く見られます。

このことから周りに迷惑をかけることが多くなっていきます。

認知症で見られる症状とは?

認知症になると様々な症状が表れます。

記憶障害

新しいことが記憶出来なくなってしまいます。

病気が進行していけば、以前の記憶すらも失ってしまいます。

見当識障害

見当識とは、現在の年月や時間、自分のいる場所など基本的な状況を把握する能力です。

この部分に障害が出てくると、時間や季節感のずれが生じるようになってきます。

迷子になってしまったり、遠くへ行こうとするのはこの障害のせいです。

時折耳にする子供返りなども見当識障害のせいということです。

理解力や判断力の障害

思考力が低下してしまうと、2つ以上のことが重なってしまうと何もかもがわからなくなる現象があります。

分けて考えることが出来なくなるようです。

それだけでなく、いつもと違うことが起こるとパニックを起こることもあります。

些細なことがきっかけで、いつも出来ていることが出来なくなる障害です。

実行機能障害

以前購入したものをもう一度購入してしまったり、同時進行が出来なかったりと、行動に関する障害です。

これが進んでくると自分で考えて計画が立てられなくなったり、突然の変化に対応出来なかったりと、物事をスムーズに出来なくなってしまいます。

つまり自分一人では何も出来なくなってしまうのです。

感情表現の変化

感情の起伏が激しくなり、自分を抑えることが出来なくなってきます。

周りの人の予想もしない行動を取って迷惑をかけることもあります。

心の変化

今までのようにいかなくなり、周りとも上手くいかなくなってくると、そのせいで鬱を発症することが多いです。

元気がなくなって引っ込み思案になり、自信を失って生きることすら面倒になることもあるでしょう。

自分の物忘れのせいなのにも関わらず他人のせいだと妄想したり、オーバーな程の行動を起こし始めます。

徘徊するのもこの心の変化から表れる行動です。

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